タブリーズ |
コーカサス山系の南、標高1,360mの高原にタブリーズの街はあります。 夏は涼しいけれど、冬は寒く、厚い雪におおわれてしまいます。 古くから東西交通の重要な位置にあったため、その歴史はサーサーン朝時代に始まり、3世紀にはアゼルバイジャン、14世紀にはイル・ハーン国の首都ともなりました。
ヨーロッパ市場を見据えたその絨毯づくりは、幅広いデザイン開発にもつながりました。 |
ペルシャ絨毯の産地 イラン - タブリーズ(Iran Tabriz)
ペルシャ絨毯 - イラン,タブリーズ産
ヘラーティー・デザイン(リーズ・マーヒー)
Herati
design
アカンサス(ハアザミ)の葉が様式化され、菱形に組み合わさってできる花文のモティーフは、ペルシャのヘラート(現アフガニスタン)に起源があると考えられてきたことからヘラーティーと呼ばれています。
またこの葉の形が魚に似ていることよりマーヒー(ペルシャ語で魚)と呼ばれることもあり、この絨毯のように小さなヘラーティー・パターンで構成されたデザインは、リーズ・マーヒー(小さな魚)と呼ばれます。
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