・ミナハニ文様

ロゼット文の四方に4つのロゼット文を配し、それぞれを線で結んだ文様を連続させフィールド全体を埋め尽くしたものをミナハニ文様という。現在はテヘランの南近郊のベラミンの絨毯に代表される。

・ランプ文様

ランプ文様はおもにメヘラブ文様とともに使われることが多く、モスクの天井から吊り下げられるランプを図案化したものである。モスクを象徴したものとしてペルシアやトルコ・ヘレケのラグに多く見られる。

・龍文様

龍文様は中国起源のもので、中国の文化と芸術の中でもっとも重要な神話的シンボルである。龍文様はシルクロードの文化交流によってペルシアにももたらされたものである。


・花瓶文様(ゴルダニ)

上部にメヘラブ下部に花瓶を配したパターンが一般的であるが、フィールド全体を埋め尽くすオールオーバータイプやコーナーに配されるものもある。花瓶には華やかな挿花や生命の木が伸びているものなどがある。


ピクトリアル・デザイン
イラン中央部、ザーグロス山脈の東麓に位置するイスファーランは、古い伝統を誇る都市で、その歴史は紀元前6世紀にさかのぼります。11世紀、大セルジューク朝の首都となり、16世紀末にサファヴィー朝ペルシャのシャー・アッバースI世がこの街に都を遷すにおよんで、イスハーファンはイスラム世界でもっとも美しい街といわれるようになりました。この当時作れられた華麗なモスクや建造物が、いまも街のいたるところに見受けられます。かつて宮廷専用の絨毯工房もこの一角にあったといわれ、絨毯づくりの技術の高さとそのホコリが、今日にまで受け継がれています。

ペルシャ絨毯のデザイン(文様)

ペルシャ絨毯のの文様

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